4月の雪

「April」

 

子供の頃の傷なら

ほっておいたら治るけれど 

やっかいな歳になったんだって

気が付いてさ

 

弱虫なら今でも僕の心に住んだままだよ

呼んでみようか?

こんなことなら愛の唄でも覚えときゃ良かったな

 

今年も季節外れの雪が降ってる

4月の部屋の窓から

ぼんやり眺めては

君の影を探す

君の影を探しているんだよ

 

壁に貼ってるカレンダーは

迷子になった日曜日を

今もずっと信じて待っていた

 

泣き虫のあなたは僕の心に住んだままだよ

本当のことさ

こんなことなら君の歌を唄っておけば良かったな

 

今年も季節外れの雪が降ってる

4月の部屋の窓から

ぼんやり眺めては

君の影を探す

君の影を探しているんだよ

 

今年も季節外れの雪が降ってる

4月の部屋の窓から

ぼんやり眺めては

君の影を探す

君の影を探しているんだよ

 

 

歌詞のお話2

Can't stop loving you



原曲はレオセイヤーさんのヒット曲らしいのだが、フィル・コリンズのバージョンがめちゃくちゃ良いのです。グッときますね。

で、これまた歌詞がメロディとばっちり合っててたまらない。


「Can't stop loving you」

朝の早い列車で君は去って行こうしている
僕は大丈夫だよって言うことはできたし
強がって「さよなら」って言うこともできた
君はチケットをもち
スーツケースを手に取って
笑顔を残して去ろうとしていた
なるようになるさと僕は言えた
うまくつくろったんだ
僕が嘘をついていたなんて君にはわからなかったよね

君を愛することをやめるなんてできないんだ
愛することをやめられらない
どうしても愛せずにはいられない
やめるなんできるわけがないよ

僕たちふたりはタクシーに乗って駅までいったけど
その間一言も発しなかった
僕は君が道路を渡って行くの見送った
もう最後になるかもしれない
分からないけど
なんだかみじめな気持ちになる
列車の線路のきしむ音を聴いた
出発合図の笛が鳴ると
僕は歩き出し涙にくれているなんて
君は知る由もないだろう

君を愛することをやめるなんてできないから
愛することをやめられらない
どうしても愛せずにはいられない
やめるなんできるわけがない



フィル・コリンズ


フィル・コリンズなんてクソだぜ

ノエルもリアムもそう言ったけど、でも、めっちゃ良いね。

だってどう考えても天才だし!



さ、

次のブログはちゃんと書こう…

歌詞のお話

歌詞って

僕は元々歌詞なんてのは刺身のつま、寿司のガリくらいにしか思ってない。

と、思ってたんだけど、実際のところなんだかんだメロディが寿司ネタならシャリくらいな存在に感じてたのでは、と最近思う。

「Wonderwallなんて、なんのことかさっぱりだし、メロディ、サウンド、声が最高だから好きだし」

でもよくよく考えれば

「君は僕のWonderwallなんだ」

って言うフレーズに意味はわからなくとも確実にグッと来てたんじゃないか。と。


とにかく、今の僕の歌詞に対するスタンスは20代前半とは大きく変わっているのだ。


で、エリーさん 


Ellie Gouldingの「the writer」が好きなんです。いわゆる切ない乙女心ソングですね。
メロディと相まってグッとくる。

歌詞の一部を僕なりの和訳した。
ちょっと脚色してるけど。


「小説家」

あなたは静寂を求めた
でもわたしはあなたの言葉を待った
わたしはあなたの側にいるのに
あなたの瞳にはわたしは写らない

照りつける太陽とか、いろんなことが
わたしたちの邪魔をするの
手遅れになる前になんとかしようと頑張ったのに
 
そうだ、じゃあさ、こういうのはどうかな?
芸術家になって粘土でわたしをつくってくれない?
もしくは…小説家になってわたしが言うセリフを決めてくれるとか?

つまり…結局そうやってでもわたしは
最後にはあなたの側にいられるって信じたいだけなの
でも…それをあなたにお願いするのがとても怖いの
このお願い、どうしたら聞いてくれるかな


おっさんなのか?


はい、ドストレートな片思いソング。

メロディとエリーさんのか弱い歌声が絶妙なんだね。
普段は強い女性像をアピールするエリーさんがこう歌うとぐぐっと人間味が出る。そういう意味でとても効果的だ。

(こういうのにグッとくるってむしろおっさんになったのか…?)

でも、このメロディにこの歌詞だから良いのであり、やはりメロディのもつ力は大きい。
そのパワーバランスは変わらないし、ゆずれない。



さて、

良い歌詞を書きたいもんだ。